ソロキャンプの調理にかかせないシングルバーナー、好みや使い方で選び方は人それぞれですね。
ソロキャンプでは使いやすくコンパクトに持ち運べるシングルバーナーが重宝します。
この記事では、ソロキャンパー向きシングルバーナーを選ぶポイントとして
- コンパクトさ
- 火力
- 使いやすさ
- 耐風性
から見てみました。
内容は
- シングルバーナーの種類
- シングルバーナー用ガス缶の種類と特徴
- ソロキャンプ向きのシングルバーナーとは?
- ソロキャンパー向きシングルバーナーのまとめ
の4つになります。ソロキャン歴3年目、50代オバサン目線でお伝えします。
1章:シングルバーナーの種類(ゴトクの設置から)
ソロキャンプ向きのシングルバーナーのはゴトクがどのように設置されているかで2種類に分かれます。
ゴトク一体型
ゴトク一体型はコンパクトさが特徴で、燃料とゴトクが一つになっています。
一体型のメリットは
- 軽量・コンパクトでソロキャンプ向き
- 持ち運びが簡単 なことです。
一体型のデメリットは
- 鍋などの重い物を乗せると不安定
- 鉄板などを使うと輻射熱で燃料が加熱されて危険 などがあげられます。
ソト (SOTO) 日本製 シングルバーナー マイクロレギュレーター搭載(高火力・風に強い) CB缶
ゴトク分離型
ゴトク分離型は燃料とゴトクが分かれた構造になっています。
分離型のメリットは
- 重心が低く重い物をのせても安定している
- 大きめの鍋ものせられるので、デュオキャンプでも使える
- ゴトクの下で燃料を使わず、輻射熱の危険性がない ことです。
分離型のデメリットは
- 一体型に比べるとコンパクトさに欠ける などがあげられます。
[ソト (SOTO)] 日本製 シングルバーナー レギュレーター搭載(高火力 風に強い) CB缶 分離型
参考⇒【全11種】キャンプ用バーナーの”種類”と”違い”徹底解説!シングルバーナー、ツーバーナーは何が違う? – キャンプ情報メディア「キャンプバルーン」 (campballoon.com)
2章:シングルバーナー用燃料の種類と特徴
シングルバーナー用の燃料は
- ガスタイプ
- ガソリンタイプ
- 灯油タイプ
の3種類あります。
ここでは携帯しやすいガスタイプについて説明します。
私は、今年の冬キャンプでバーナーを破損するトラブルに見舞われました。
冬キャンプでは冬季用のCD缶パワーガスを使うのが常識です。
知識や経験不足なのに、大丈夫だろうと軽く考えていたのが原因です。
普通のCB缶にカバーをつけて保温はしていたつもりでした。
夕食時は問題なく使えたため朝食時も同じように着火後、まもなく炎が高く上がりスイッチの部分まで溶けて破損しました。
キャンプを始めた頃に買ったソト (SOTO) 日本製 シングルバーナー マイクロレギュレーター搭載(高火力・風に強い) CB缶は見た目も使い勝手も気に入って愛用品でした。
しかし、冬場でも確実に着火できて、よりコンパクトなシングルバーナーを探すことにしました。
自分で調べてもなかなか決められず、ベテランキャンパーさんにも聞いてみた結果、
その提案として
- CB缶の通常のものとパワーガスを気温によって使い分ける
- 寒冷地に対応したものがラインナップされているOD缶用のバーナーを使う
というアドバイスを受けました。
CB缶とOD缶の違いについて
シングルバーナーに使用できるガス缶はCB缶とOD缶の2種類になります
CB缶はカセットガスボンベの略
OD缶はアウトドア用の略になります。
CB缶 (カセットガスボンベ) | OD缶 (アウトドア用) | |
耐寒性 | △ (パワーガスでもOD缶よりおとる) | 〇 (ハイパワーだと0℃~使用可能) |
収納性 | △ (縦長の形状、スペースが必要) | 〇 (丸形でスタッキングしやすい) |
コスパ | 〇 | △ |
入手方法 | 〇 (スーパーなどで入手可能) | △ (アウトドアショップなどで購入) |
実際の写真 |
それをふまえて、OD缶仕様のシングルバーナーから選ぶことにしました。
3章:ソロキャンプ向きのシングルバーナーは?
初心者ソロキャンパー向きのシングルバーナーを選ぶポイントは以下のようになります。
- 収納のしやすさ
- 火力の強さ2500kcal以上
- 使いやすさ
- 風に強いかどうか
この4項目に着目しネット通販等で検討した結果、目に止まったのがこの6点です。
EPI(イーピーアイ) REVO-3700ストーブ(日本製) S-1028
サイズ | 使用時:86×152mm 収納時:89×52×54mm |
重量 | 111g |
出力 | 3,700kcal |
最高出力 | 4,200kcal |
EPI(イーピーアイ) REVO-3700ストーブ(日本製) S-1028の特徴
- 自動点火装置付き
- マイクロアジャスト機能あり、とろ火まで調節可能
- コンパクトでも3,700kcalの高火力
コールマン(Coleman) バーナー ファイアーストーム 2000028328
サイズ | 使用時:120×110mm 収納時:60×110mm |
重量 | 150g |
出力 | 最高時約3,300kcal |
コールマン(Coleman) バーナー ファイアーストーム 2000028328の特徴
- 手のひらサイズでコンパクト
- バーナー本体に防風付きで、強風でも火力が安定
[ソト (SOTO)] 日本製 シングルバーナー コンパクト ストーブアミカスSOD-320
サイズ | 使用時:76×100×86mm 収納時:40×43×75mm |
重量 | 81g |
最大エネルギー出力 | 3,0kW |
[ソト (SOTO)] 日本製 シングルバーナー コンパクト ストーブの特徴
- バーナーヘッドがすり鉢状になっているので、風に強い
- 点火装置内蔵、ライター無しでも点火可能
- 鍋をしっかり支える4本のゴトク
イワタニプリムス(IWATANI-PRIMUS) 153ウルトラバーナー
サイズ | 梱包サイズ:110×86×48mm |
重量 | 110g(本体99g+点火装置11g) |
最高出力 | 3,600kcal |
イワタニプリムス(IWATANI-PRIMUS) 153ウルトラバーナーの特徴
- 点火装置が垂直タイプ
- コンパクト、ハイパワー、軽量の三拍子が揃っている
SOTO マイクロレギュレーターストーブウインドマスターSOD-310
サイズ | 収納時:47×90×80mm 3本ゴトク使用時:90×117×100mm 4本ゴトク使用時:90×117×100mm |
重量 | 3本ゴトク使用時:67g 4本ゴトク使用時:87g |
最大エネルギー出力 | 3.3kW |
SOTO マイクロレギュレーターストーブウインドマスターSOD-310の特徴
- マイクロレギュレーター機構で、強風時に風防が無くても点火する
- 折りたたみ式のゴトクを取り外せる
- 細やかな火力調節が可能
スノーピーク(snow peak) ギガパワーストーブ 地 オート GS-100AR2
サイズ | 使用時:119×99×41mm 収納時:45×37×82mm |
重量 | 90g |
最高出力 | 2,500kcal |
スノーピーク(snow peak) ギガパワーストーブ 地 オート GS-100AR2の特徴
- 手動と自動2種類のタイプあり
- 専用ケースに超コンパクト収納可能
- ガス缶の使い分けで冬キャンプでも使える
4章:ソロキャンパー向きシングルバーナーのまとめ
ソロキャンプで使いやすいシングルバーナーを選ぶときにチェックしたいことは
- 持ち運びやすさ
- 火力の大きさ
- 使えるガス缶の種類
- 耐風性
- 安定感重視 などです。
ソロキャンプにも様々なスタイルがあり、個人の好みも違ってきます。
この記事では以下の8点をご紹介してきました。
お好みのシングルバーナーを見つけてくださいね!
まずは、買わずに試しに使ってみたい方にはこちらからのレンタルもできますよ!
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