「宮城県の美味しいもの」といえば何が思い浮かびますか?
やっぱり牛タン、新鮮な牡蠣やホヤ、お米も美味しい。
喜久福や萩の月、ずんだシェイクなどスイーツもたくさんありますね。
宮城県は海も山も近くにあり、新鮮でおいしい食材の宝庫です。
レシピ | ポイントはここ! | |
簡単 | BBQ(牛タン・笹かまぼこ・新鮮野菜・海産物) | 新鮮な食材を満喫 |
簡単 | 白石温麺でひんやり麺 | 夏は冷たい麺! |
簡単 | せり鍋 | あっさりした鍋料理 |
簡単 | 金華サバの炭火焼き | 脂がのったサバは最高 |
簡単 | ずんだ餅 | やみつきスイーツ |
激うま | はらこ飯 | いくらと鮭は裏切らない |
ほっこり | はっと汁 | もちもちすいとん |
米どころならでは | ご飯の炊き方 | おにぎりも旨い! |
宮城のおすすめ食材
米
米どころ宮城県は美味しい米が手に入りやすく、おかずにこだわらなくてもご飯がすすみます。
「ひとめぼれ」や「ササニシキ」は有名ですが、最近ではブランド米としての「だて正夢」や「つや姫」なども人気です。
参考⇒【2023年最新】宮城県産のお米人気おすすめランキング5選 (komehapi.com)
ソフトな歯ざわりが好みの方には「ひとめぼれ」、寿司などの和食に合うのが「ササニシキ」。
それぞれの特徴があるので、ぜひ食べ比べて頂きたいですね。
メスティンでの基本炊飯
材料(1人分)
- 米・・・1合
- 水・・・220ml
手順
- 洗った米1合と水220ml をメスティンに入れる。
- 夏は30分、冬は1時間以上浸しておく。(ここが美味しく炊き上がるコツ!)
- メスティンの上に重石になるものを乗せ、強火にかける。
- グツグツと中のほうから煮だってきたら、ごく弱火にする。
- 中から音がパチパチとしてきたらほぼ炊き上がり。
- パチパチという音がしなくなったら火から外す。
- 外したら布巾などで包み、上下反対に置いて15分蒸らす。
- 蒸らし終わったら出来上がり。かき混ぜて食べてください。
⇧この手順はガスバーナーやガスコンロを使ったバージョンです。
参考⇒【専門家が教える】メスティン炊飯のコツ!バーナーと固形燃料で解説|ソトレシピ (seethestars.jp)
牛タン
宮城県・仙台といえばやっぱり【牛タン】が食べたい!
【牛タン】は地元のスーパーでも手軽に購入することができます。
本格的な味にこだわるのであれば、お取り寄せして食べてみるのもいいですねぇ。
参考⇒牛タン・仙台牛タン 通販・お取り寄せ人気ランキング|おとりよせネット (otoriyose.net)
笹かまぼこ
【笹かまぼこ】は普段の食卓でもよく目にする庶民的な食材です。
こちらも手軽にスーパーの練り物コーナーなどで購入できますが、味にこだわるのであれば各専門店の【笹かまぼこ】を食べてみてください。
参考⇒【厳選10店】これぞ地元の逸品!仙台市民が選んだ笹かまぼこの名店 | 日刊せんだいタウン情報S-style Web (machico.mu)
白石温麺(しろいしうーめん)
宮城県南白石市の特産物【白石温麺】
普通に食べるそうめんや冷や麦に比べて、あっさりしたのどごしの【白石温麺】。
長さも半分ぐらいなので調理しやすい乾麺です。
参考⇒白石温麺組合 (shiroishi-umen.com)
あぶら麩
【あぶら麩】は宮城県北の登米地方の特産品です。
卵とじにしてご飯にかけて頂く【あぶら麩丼】、麺つゆで煮込んだあぶら麩じゃがにも合います。
煮込むとコクが出ておいしいので、後ほど【はっと汁】レシピでお伝えします。
新鮮野菜
宮城県が全国1位の生産量を誇る野菜は「セリ」と「パプリカ」です。
その他にも「つるむらさき」や「大豆」、「ネギ」や「イチゴ」が多く出荷されています。
参考⇒パプリカの生産量の都道府県ランキング(令和2年) | 地域の入れ物 (region-case.com)
海の幸
宮城の海産物と言えば「牡蠣」や「ホヤ」が特徴的です。
ほかにも、「カツオ」や「サバ」、「キハダマグロ」、「マイワシ」など新鮮な魚が手に入ります。
大晦日の夜に「ナメタガレイ」の煮つけを食べるのも、仙台ならではの伝統と言えるでしょう。
参考⇒【南三陸さんさん商店街】南三陸町の復興商店街!2017年3月3日リニューアルオープン (sansan-minamisanriku.com)
参考⇒【公式】仙台場外市場・杜の市場 (morinoichiba.com)
キャンプの料理は手軽さが一番!宮城の食材を使った簡単レシピ
BBQ(牛タン・笹かまぼこ・新鮮野菜・海産物)
キャンプと言えばやっぱり、BBQでしょう!
焚き火や炭火があれば、さらに美味しく食べられること間違いないです。
材料
- 牛タン
- 牡蠣
- 笹かまぼこ
- その他の海産物
- パプリカ
- シイタケ
- 玉ねぎ
- ナスなどお好きな食材なんでも。
- 塩コショウ、ほりにし、クレージーソルト、焼き肉のたれ、ポン酢などお好きな味付けで
手順
- 焚き火や炭火の火が落ち着いたら、各素材を食べやすい大きさに切って網で焼く。
- 焼き加減をみながら、お好みの味つけで召しあがってください。
地元のスーパーでも農家さんの顔が見える野菜や果物のコーナーがあります。
道の駅の直売所では野菜の他にも地元の名物が手に入ります。一度寄ってみてくださいね。
参考⇒宮城県「道の駅」特集!個性あふれる全16ヵ所を制覇しよう – GOGO MIYAGI! (gogo-miyagi.com)
白石温麺でひんやり麺
白石温麵は具だくさんの温かい麺も美味しくいただけます。
夏のキャンプでは、手軽な冷たい麺として召し上がるのがおすすめです。
材料(2人分)
- 白石温麵1束・・・100g
- 濃縮めんつゆ・・・50ml
- 水・・・250ml(めんつゆを薄める分)
- 薬味・・・大葉、しょうが、ネギ、大根おろし、のり、ごま、ミョウガなど季節やお好みで
手順
- たっぷり沸騰した湯に、温麺をパラパラと入れて3分間茹でる。
- 茹で上がったら、ザルにあけて手早く冷水でシッカリもみ洗いする。
- お好みの薬味を入れためんつゆにつけて、食べましょう。
せり鍋
冬場の旬野菜「セリ」の風味とシャキシャキした歯ごたえがクセになる一押しの鍋料理です。
材料(2人分)
- 仙台セリ・・・1束
- 鶏もも肉・・・120g
- ごぼう…1/2本
- ネギ・・・1/2本
- えのきだけ・・・1/2袋
- 結びこんにゃく・・・1/2パック
- 豆腐・・・1/2パック
【鍋つゆ】
- 水・・・600ml
- 和風だし・・・小さじ1
- 中華だし・・・大さじ1/2
- 醤油・・・大さじ1
- 酒・・・大さじ1
*寒い時期になると、市販のセリ鍋のつゆもスーパーなどで購入できますよ。
- お好みのシメ・・・うどん、ご飯、ソバなど
手順
- セリは土が綺麗に落ちるまでよく洗っておく(根っこが美味しいので)
- ごぼうはささがきで水に浸す。ネギは斜め切り、えのきだけはいしづきを切り落としておく。
- 鶏肉と豆腐は食べやすい一口大に切る。
- 鍋つゆを沸騰させて、鶏肉、ゴボウ、結びこんにゃく、えのきだけを入れ火が通ったら、ネギと豆腐も入れる。
- セリは最後に入れ、サッと火が通ったら食べごろです。
- シメにお好みのものを入れて、再度おいしく召し上がってくださいね。
金華サバの炭火焼き
【金華サバ(きんかさば)】とは石巻市にある金華山沖で獲れ、石巻港に水揚げされる「大型のマサバ」のことを言います。
材料(1人分)
- サバ・・・一切れ
- 塩・・・少々
手順
- サバの皮、3か所に切れ目を入れる。
- サバに高い位置から塩を振り、20分程置く。
- サバから出る水は、キッチンペーパーで軽く押さえて吸い取る。
- 炭火に焼き網をのせ、サバを皮目から置いて4~5分焼く。
- 裏返して2~3分焼く。中まで火が通ったら出来上がり。
ずんだ餅
材料(2人分)
- パックの切り餅…2個
【ずんだ餡】
- 冷凍枝豆・・・さやつきで130g
- 砂糖・・・大さじ2
- 塩・・・ひとつまみ
- 牛乳・・・大さじ1
手順
【ずんだ餡の作り方】
- 枝豆を熱湯で2分程茹でて、水で冷やした後さやと薄皮を取る。
- すり鉢ですり潰す。(細かく擦った方がなめらかで美味しい餡になります)
- 砂糖、塩、牛乳を加えてよく混ぜれば餡の出来上がり。
*ここまでは家で作っていった方が良いですね。もしくは、売っているずんだ餡を使っても。
4.切り餅は熱湯に2分程浸し柔らかくなったら水気を切る。
5.ずんだ餡にまぶして食べる。
宮城の食材を使った激うまレシピ
はらこ飯
宮城の郷土料理の中で一番豪華?で美味しいともいえる【はらこ飯】
鮭といくらの親子コラボがキャンプのメスティン炊きで、ますますバージョンアップします。
材料(3人分)
- 生鮭・・・3切れ(切り身でもブロックでも)
- 生はらこ(いくら)・・・1パック
- 白米・・・1と2/3カップ
- もち米・・・1/3カップ
- しょうが・・ひとかけ
- 塩・・・小さじ1
- 調理酒・・・適量
- めんつゆ・・・1/2カップ
*3人分を作る時はメスティンも3合炊きを使ってください。
*人数やメスティンの大きさに合わせて分量を調節してください。
手順
生はらこの下ごしらえ
- はらこの筋は丁寧にとってザルにあける
- 60°cのお湯を沸かし。1のザルにあける。白くなったら少し混ぜ、お湯を捨て水で冷やす。
- 水をかけた2に塩を小さじ1入れて軽く混ぜて冷蔵庫で冷やす。色が変わって綺麗になる。
はらこ飯の炊き方
- 米を研ぐ。白米ともち米を洗ってザルにあける。
- 鮭の皮と骨を丁寧に取り一口大に切る。
- 生姜はみじん切りにする。
- 調理酒を鍋で沸騰させアルコールを飛ばす。
- 4に生姜とめんつゆを入れ少し沸騰したら切った鮭を入れる
- 鮭の色が変わったら火を止め鮭の身を取り出す。
- 1の白米ともち米を、煮汁カップ1と水1カップを入れて2時間ほど浸しておく。
- 2時間ほど浸した物をメスティンで炊く。
- 炊きあがったら、煮ておいた鮭と冷やしたはらこをのせて頂く。
*生はらこの下ごしらえまでは自宅で行い、クーラーボックスに入れてキャンプ場へもっていくのがおススメです。
はっと汁
材料(2人分)
- 小麦粉・・・80g
- 塩・・・ひとつまみ
- サラダ油・・・小さじ1/2
- ごぼう・・・1/4本
- シイタケ・・・3枚
- 人参・・・1/4本
- 舞茸・・・1/4パック
- ネギ・・・1/2本
- あぶら麩・・・20g
だし汁
- 水・・・250ml
- ほんだし・・・小さじ1
- しょうゆ・・・大さじ1
- 塩・・・小さじ1/2
手順
- 小麦粉、塩、サラダ油、水を全部混ぜてこねる。
- 耳たぶくらいの固さまでこねたら、丸めて数時間生地を寝かせる。
- ごぼう、人参はささがきに、しいたけ、舞茸は石づきを切り食べやすい大きさにする。あぶら麩は1.5cmセンチくらいに切る。ネギ半分は斜め切り、残地の半分はみじん切りにする。
- 鍋にだし汁を入れ沸騰したら、ゴボウと人参をいれる。そこに生地を薄くのばし、一口サイズ(5cm四方)につまんで入れる。生地が茹で上がったら、しいたけ、舞茸、ネギを入れて5分ほど煮る。その後調味料で味を調える。
- 4にあぶら麩を入れ、ひと煮立ちさせ火を止める。あぶら麩がやわらかくなったら火をとめる。
- ネギのみじん切りをトッピングして出来上がり。
- お好みで一味唐辛子をかける。
*手順1~3までは自宅で下準備していくと、キャンプ場で手軽に調理出来ます。
うまい食事にはやっぱり日本酒
米どころでもある宮城には、数多くの人気銘柄があります。
その中でも有名なのが【浦霞】と【一ノ蔵】です。
浦霞【うらかすみ】(塩竈市)
【浦霞】はコメの旨味が生かされた、まろやかで上品な味わいの日本酒です。
参考:公式HP⇒https://www.urakasumi.com/
一ノ蔵【いちのくら】(大崎市松山)
日本酒が苦手な方でも飲みやすい【すず音】。甘くて口当たりの良い発泡日本酒です。キャンプでは写真アップのために飲んでみました。
デザート酒としても、一味違った日本酒の飲み方が楽しめます。
参考⇒一ノ蔵|宮城県の伝統的な手づくりの日本酒蔵一ノ蔵 (ichinokura.co.jp)
参考⇒宮城/仙台の日本酒人気おすすめランキング15選!レアで有名な一品を紹介 – 美味しい日本酒 (azumarikishi.co.jp)
【宮城食材を使った美味しいレシピ】まとめ
ここまでキャンプでも作れる、宮城のおすすめ食材と厳選レシピ8点をお伝えしてきました。
宮城県でキャンプをするときのメニューの一つとして参考になったでしょうか?