【雨キャンプでBBQを楽しもう】初心者必見!雨対策や必要物品も。

あなたは、雨の日のキャンプを経験したことはありますか?

キャンプでは、天気予報通りの気候にならないことがありますよね。

晴れマークが出ていても、一時的に雨が降ってくることは日常茶飯時です。

そのため、急な雨に遭遇することも想定内と言えます。

災害級の豪雨であれば、もちろんキャンプの予定を中止しなければいけませんが、

多少の雨であれば、準備を万全にしての雨キャンプは,いつもとは違った趣があるものです。

この記事ではキャンプ歴3年目の私が、雨の日キャンプやBBQを思いきり楽しむためのノウハウを以下のようにまとめました。

  • 第1章:雨キャンプでBBQを楽しむメリット
  • 第2章:【雨キャンプでBBQを楽しもう!】まずは、天気予報と相談しよう。
  • 第3章:雨キャンプでBBQを楽しむための持ち物
  • 第4章:雨キャンプでBBQを楽しむための設営と撤収
  • 第5章:【雨キャンプでBBQを楽しもう!】実際にやってみた
  • まとめ:【雨キャンプでBBQを楽しもう!】

雨の日でも、コツをつかんで楽しいキャンプやBBQを満喫しましょう。

目次

第1章:雨キャンプでBBQを楽しむメリット

雨の日ならではでのメリットを、ここでご紹介します。

  1. 静かに過ごせる:雨キャンプは空いていて人も少なく、雨音で周りの音が消されたりもするので普段より静かな環境でキャンプを楽しめます。
  2. 虫が少ない:天気の良い日に比べると虫の発生が少なくなるので、あまり気にせず過ごせます。
  3. 経験値が増える:雨キャンプを快適に過ごすためには、事前の準備から設営、撤収まで細かい配慮や工夫が必要となります。そうやって雨キャンプを過ごせるようになれば、キャンプの経験値も上がり次の機会に生かせます。
  4. 日焼けしない:直射日光が当たらないので日焼けの心配が少なくなります。

第2章:【雨キャンプでBBQを楽しもう!】まずは、天気予報と相談しよう。

キャンプ場の予約をしてからはBBQで何を食べるか、何をして過ごそうか、何日も前からワクワクして過ごしますよね。

前日まで天気予報は変わることもしばしばあり、警報級の大雨の場合はキャンセルするし、キャンプ場からも連絡が入ることもあります。

雨予報と同時にチェックするのは風の強さです。

雨が小降りでも風によってタープやテント飛ばされそうになるので、風速も確認した方が無難だと思います。

特にBBQをする際には、風の強さによっては焚き火や炭火が付きにくくなるので、強風が予想されるときは、予備としてガスコンロを持参するなど準備が必要です。

キャンプ場を選ぶときも、クルマを横付けできるオートキャンプ場がおすすめです。

荷物の運搬やタープの設営などが、多少の雨であればさほど濡れずに行えます。

また、いざという時も車中泊に変更できるので安心です。

車と連結可能な、カーサイドタープが便利ですね。

第3章:雨キャンプでBBQを楽しむための持ち物

通常のキャンプでも、チェックリストがないと忘れてしまうほど、必要な物は多くなります。

ここでは、雨キャンプや雨の中で行うBBQにあると便利なものをピックアップしてお伝えします。

タープは必需品です

タープがあればその中で食事をしたり焚火をして過ごす事が可能です。一般的なタープは火の粉に弱いので難燃性のタープを選びましょう。難燃性のタープであればBBQも楽しめます。普通のタープの場合、ガス式のガスコンロなどで火が飛ばない様に使いましょう。

長めのペグも雨や風の時、テントやタープをしっかり固定するために必要なものの一つです。

身の回りの物として

防水のレインシューズ、上下のレインウエアは普段から持ち歩きます。雨予報がない日でも、山では急な雨が降ることが多いです。レインウエアは防寒着代わりにも使えます。

その他の雨の日必需品

ごみ袋(ビニール袋):濡れたまま車に詰め込めないものや、レインシューズや濡れた衣類も入れられます。泥で汚れたペグ等もそのままでは収納できないので小、さめのビニール袋も必要です

レジャーシート:テントの耐水性を超えるような大雨の時は、応急処置としてレジャーシートをテントの上にかぶせて使います。レジャーシートは設営撤収時に荷物が濡れない様、敷いたり上にかけたりするのにも使えます。常に使えるので100均やホームセンター購入し2,3枚車に積んでおくと便利です。

BBQをするために持っていくもの

炭の選び方:炭は雨で濡らさないよう、気を付けて運搬してください。

バーベキューでよく使われる炭は大きく分けると①黒炭(木炭) ②成形炭・オガ炭 ③白炭(備長炭)の3種類あります。

それぞれの特徴は以下のようになります。

  1. 黒炭(木炭):ホームセンターで大量に販売している、リーズナブルな炭です。屋外の開放的な場所で使うには適していますが、雨の日にはおすすめできません。煙や炎が上がりやすく、バチっと燃えやすいため、タープ下での使用は穴をあける原因につながります。値段が高いタイプの木炭には、炎や煙も立ち上がりにくくバチっと燃え上がりにくいものもあります。タープやテントに穴が開くリスクを考慮すれば、常用ではなく雨用に購入するのが良いと思います。
  2. 成形炭・オガ炭:着火が簡単で火力の調整もしやすいので、扱いやすく、火の粉が飛ばないので安全に使えます。値段・安全性・扱いやすさのバランスが一番良い炭ともいえます。
  3. 白炭(備長炭):木炭に比べて、火持ちが抜群に優れていますが、着火しにくく、火が消えやすいため上級者向きとも言えます。長時間の料理をするときには向いている炭です。

網よりも鉄板を使う

風が強い日は炭の上に網を置くと、火の粉が飛びやすくなります。

どうしても炭火でのバーベキューにこだわる場合は、網ではなく鉄板を使う方法もあるでしょう。

ガスコンロもあると助かる

雨に湿気や強風時には、焚き火や炭火に時間がかかり、うまく火が付かないことも考えられます。

ガスコンロがあれば、それを使って調理ができるので持参することをおすすめします。

火に強いタープ

タープを上手に設営するには、コツと慣れが必要です。(私はいまだにカタログのようには立てられません)

雨の日はタープがないと、食事の準備や食べることもままならなくなります。

日差しを避けるときも重宝するため、キャンプにはタープが必需品です。

ここでも雨の日にも使いやすい、おすすめタープを3つご紹介します。

BBQコンロとタープの距離に注意する

タープとバーべキューコンロの距離が近いと、煙が出にくい炭を使っても強風時に火の粉が舞う可能性があるので、できるだけ離しておく必要があります。

バーべキューコンロではなく、焚き火台で炭をおこすことも一つの方法です。

第4章:雨キャンプでBBQを楽しむための設営と撤収

初心者であれば、なおさらテントやタープの設営や撤収に時間がかかります。

雨キャンプの時は、特に準備や方法など工夫が必要です。

設営について

設営場所

増水の危険性が高い川岸サイトや中洲には、天気の悪い日はテントは立てないことが基本です。水はけが悪い場所にテントを張ると、床から水が浸み込みます。水はけのよい砂利が敷いてあるサイトなどがおススメです。

テントやタープの設営

まず初めにタープを張るようにしましょう。雨が小降りになった時を見計らって設営するのが良いです。タープがあれば濡れることなく作業が進められます。テントの下には必ずグランドシートを敷きます。テントとタープを連結させるように立てれば、雨に濡れずに行き来も可能。私は雨が降る時は始めからテントは張らずに、車とタープを連結して車中泊することが多いです。

テントを張る時も、出入り口の方向から直接風が入り込まない向きに設営します。

タープの上手な設営方法

タープを設営するときは雨の逃げ道を作りましょう。ポールを1か所低くして水が流れる道を作れば、タープの上に水が溜まりにくくなります。他にもペグは30cm以上の長い物を使用し、上に重い石を置くなどして抜けない工夫が必要です。

撤収について

ドライバッグがあると便利

大きなビニール袋があればそれに濡れたテントやタープを入れて持ち帰ります。タオルなどである程度水分を拭き取った方が、後で乾かすときに時間短縮になります。

撤収時はドライバッグがあると重宝しそうです。

テント以外のタープや濡れた衣類もまとめて収納して持ち帰ることができます。

タープは最後に撤収

雨天時の撤収作業の手順

  • テント内の荷物類は、濡れない様にビニール袋などに入れて車へ運ぶ。
  • テントは、大雑把で良いので手早くたたむ。
  • 最後にタープを同じようにたたんで、ブルーシートに包む。

雨よけの役割を果たしているタープを最後に片付けて、荷物や身体をなるべく濡らさないようにしましょう。

撤収後のメンテナンス

テントやタープを濡れたまま放置するとカビが発生します。カビよりも厄介なのが撥水性を高めている加工が長時間水分にさらされることで起こる加水分解です。テントを長く使うためにも乾燥やメンテナンスはしっかり行いましょう。

第5章:【雨キャンプでBBQを楽しもう!】実際やってみた

今年の7月、岩手県夏油フィールドキャンプ場で大雨の中キャンプを決行しました。

臨機応変に予定を変更しながら、【雨キャンプでBBQを楽しむ】ことができましたのでご報告します。

その日は断続的な大雨と風もあり、キャンプ場に到着した時点でテント泊はあきらめて、想定内の車中泊に切り替えました。

受付け時にスタッフから、「支払い前でしたら、キャンセルも可能です」と親切な提案もありましたが、私も夫も何とかなるだろうと意見が一致し、キャンプは続行することにしました。

事前に予約していた、夕食のチーズフォンデュのバーベキューセットを食べたかったのも理由のひとつです。

車にタープを連結させれば、そこでバーベキューができると判断し、小降りになった時を見計らって設営を試みましたが、時間とともに雨風が強くなり断念しました。

雨をしのぐために屋根は必要なので、管理棟からほど近い場所に常設してあるタープテント(有料)を借りることにしました。

夕食までの時間は、管理棟内にある温泉と横になれる椅子があるラウンジで、ビールを飲みながらまったり過ごせました。

バーベキューは建物の陰に設営されている常設テントで行いました。

レンタル品の大型の炭火台を使えたので、何とか火を起こすことができました。

自前の小型のバーベキューコンロでは、うまくいかなかったと思います。

夜の10時まではラウンジでパソコンをしながら過ごし、その後車に移動し、何度か目覚めはしましたが、朝まで眠ることができました。

朝一で温泉でさっぱりしてから、サービスのホットドッグをおいしくいただいて、すぐにチェックアウトとなりました。

振り返ると、設営や撤収の手間や時間が省け、のんびり温泉に入れたので通常のキャンプに比べ疲れもたまらず、楽に過ごせたのです。

レンタル品を上手く使ったため、濡れた物の後始末などがほとんどなかったことが、良かった点のひとつです。

数日前からの天気予報にも雨マークがでていましたが、スキー場内のキャンプ場であり、いざという時の避難場所も確保できるという安心感はありました。

もしこれが、山や海だけの建物がないキャンプ場であれは、さすがにキャンセルしていたことでしょう。

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まとめ:雨キャンプでBBQを楽しもう!

雨キャンプならではの、バーベキューの方法や過ごし方をお伝えしてきました。

ソロキャンプであれば読書をしたり、編み物など手作業したりもいいですね。

家族と一緒の時は、トランプやウノなどゲームを楽しむこともできます。

温泉が近くにあれば、そこでゆっくり体を労わるのも良いですね。

雨の日キャンプやBBQを成功させるためのポイントは

  • 天候の変化を常に察知して、無理のない計画を立てて行動しましょう。
  • 濡れても大丈夫な靴や上着、タープやドライバッグなど、普段のキャンププラスαの持ち物が必要です。
  • なるべく雨に濡れない様、設営や撤収時のコツをイメトレしてから行くのがおすすめです。
  • 撤収後のメンテナンスは、丁寧に行いましょう。
  • 雨の日キャンプのメリットを満喫しましょう。

となります。

初心者でも雨キャンプやBBQにチャレンジして、さらにキャンプの面白さを体感しましょう!

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